「ANY1 CHOCO」ブランド開発インタビュー (vol.3)

NHPの加水分解技術を応用した、プラントベース(植物性原料)、乳製品不使用(デイリーフリー)、小麦粉不使用(グルテンフリー)にこだわったチョコレートブランド「ANY1 CHOCO」。ブランドのデビューに際して、立ち上げに関わった4人の主要メンバーにシンガポールでの旗艦店オープンのタイミングで、それぞれのプロジェクトに対する思いを伺いました。(聞き手:岡部 修三)


Albert Tian
Hydro Powtech Singapore CEO

シンガポールにて20年貿易事業に従事。シンガポールを起点としたアジア全域の貿易に知見が深い。日本の文化、商習慣にも精通するため、両国をつなぎNHPの技術を世界に広げるために、2016年よりHydro Powtech Singapore 設立。


岡部:まずはHPS立ち上げのきっかけを教えてください。

ANHP代表の熊澤さんとは今から15年ほど前に前職で出会い、その後、継続して連絡を取り合う関係でした。NHPの事業を海外で展開するにあたって、アジア全域に対するハブとして、シンガポールを拠点にする計画の相談を受け現地法人の立ち上げに至りました。

岡部:現地法人の役割について教えてもらえますか?

AHPSはNHPの技術を展開するシンガポール拠点ということになると思います。メインの事業は2つで、NHPの持っている技術及び機械を販売するTechnology事業、そして今回のプロジェクトのような独自技術によるブランドやプロダクトを販売する Brand/Products事業、その2つの事業をシンガポールを拠点として、アジア全域に対して展開して行く拠点です。

岡部:Brand/Products事業の領域、いわゆるBtoCに関する領域は、NHPにとっても、HPSにとっても全く新しい挑戦だったと思います。加えて、製造から販売まで一貫して行うブランド運営の事業は、Albertさんがこれまで経験されてきたこととは大きく異なる分野だと思います。

Aまさに、想像以上に大変ではありました。ただ、このタイミングでゼロから新しいことにチャレンジできることは、とてもありがたいことです。何より、多くのプロフェッショナルな方が関わってくれていることは大きいですね。私にとっては最後の挑戦とも言えるタイミングだとも思っています。

岡部:こうしてブランドが立ち上がったのをみて、改めて、この先の展開イメージを教えてください。

Aこのお店は旗艦店としてあくまでもブランドのスタートです。この先、パートナーも募りながら、シンガポールを中心として、アジア全域に出店していければと考えています。イメージでは10店舗くらいを一つの区切りとして考えたいと思っています。

岡部:ブランド戦略を並走している立場としては、とても良いスケール感だと思います。あくまでも自分たちができることとして、こだわりのあるブランドでメッセージを伝えていきたいということがあるので、そこは大切にしていきたいですね。

Aそうですね。本当に関わってくれている皆さんに感謝です。私1人ではできないことが、一つずつ形になって行くのは嬉しいです。人生一度きりですから、とにかく思いっきりやりたいと思います。

聞き手 : 岡部修三
ブランド戦略、クリエイティブディレクション

環境デザインとストラテジデザインを行う、upsetters architects 主宰。ブランド構築に特化したLED enterprise 代表。JCDデザイン賞金賞、グッドデザイン賞、iFデザイン賞など、国内外での受賞歴多数。現在、NHP社のCCO(チーフクリエイティブオフィサー)として、クリエイティブ全般を牽引。